
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
なまり節はかつお節になる一歩手前の燻製加工品で、味が凝縮された柔らかな身を刺身のように薄く切って食べる。白玉葱は愛知県・知多半島から明治時代後期に浜松市に伝わり、気候と土壌を活かした品種改良で「サラダオニオン」として年明け早々に出荷される特産である。焼津港で水揚げしたカツオを釜ゆでし燻して作られるなまり節は、静岡県の生産量が全国の51%を占める。家庭で炒め物や煮もの、サラダなどに利用され、おかずや酒の肴として親しまれてきた。作り方や合わせる野菜は家庭ごとにアレンジされ、現代でも簡単に楽しめる郷土の味として定着している。
由来・歴史
なまり節は焼津港で水揚げしたカツオを釜ゆでし燻して作られる伝統的な加工品で、静岡県の生産量は令和元年時点で全国の51%を占め全国1位である。白玉葱は明治時代後期から大正時代初めに愛知県・知多半島から浜松市に伝わり、他地域ではほとんど栽培されない貴重な品種となった。浜松の気候と土壌を活かした品種改良を経て、年明け早々に出荷できる「サラダオニオン」として独自の発展を遂げた。
食べ方
なまり節を湯通しして身をほぐし、食べやすい大きさに切った白玉葱など好みの野菜と合わせ、ドレッシングやマヨネーズで和えて食べる。そのままでもおかずや酒の肴になり、炒め物や煮ものなど様々な料理に利用できる。家庭で気軽に作られ、時季を問わず親しまれている。
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産地
静岡県の名物

たまごふわふわ
江戸時代の宿場町・袋井で朝食として出された「たまごふわふわ」。卵とだし汁だけで作る泡のような不思議な食感が、現代に復活した。

へそもち
中央をへこませた「へそ」の形が名前の由来。旧暦の十五夜・十三夜に、富士川以西の静岡県中・西部地域で新米で作られた月見団子。かつては子供たちが各戸を回ってもらい歩く風習もあった。

サクラエビのかき揚げ
駿河湾の深海に群れるサクラエビを丸ごと揚げた、静岡県を代表する郷土料理。年間を通じて家庭の食卓や飲食店で親しまれ、丼や蕎麦のトッピングとしても幅広く食されている。

まご茶漬け
「まごまごしないで早く喰え」という漁師の言葉が名前の由来。鮮度抜群のアジを叩いて熱いお茶をかける、伊豆半島の漁師めしが家庭の味に。

生しらす丼
鮮度が命の「生しらす」は、漁獲直後の朝しか味わえない贅沢。駿河湾の豊かな恵みをそのまま丼にした、静岡が誇る海の宝石である。

折戸なすの田楽
「一富士、二鷹、三茄子」の縁起物として徳川家康も愛した、濃厚な甘みが特徴の在来種茄子を田楽で味わう。明治以降途絶えたが、平成17年に種子から復活を遂げた貴重な郷土料理である。