
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
豚ひき肉にタマネギ・グリーンピースなどを混ぜたタネを薄い皮で包み、蒸し上げた点心である。横浜市を中心とする神奈川県全域で親しまれ、崎陽軒のシウマイや横浜中華街の存在により、県はシューマイ消費額日本一を記録している。スーパーマーケットやコンビニ、駅構内売店で通年入手でき、惣菜や中華料理店の一品として日常食されている。家庭では具材の配合やグリーンピースの入れ方に差があり、崎陽軒のように具に練り込むか、一般的な上載せかで分かれる。現代では観光土産としても定着し、県の食文化を象徴する存在となった。
由来・歴史
1908年、崎陽軒が初代横浜駅で創業。1928年、南京街の突き出しにヒントを得て干し帆立貝柱を入れた冷めても美味しい「シウマイ」を開発し、駅利用客向けに販売を開始した。これが横浜土産として全国的に知れ渡り、加えて横浜中華街の観光地イメージが重なり、シューマイは横浜の名物として定着した。現在、神奈川県内各路線の駅構内にある崎陽軒売店は県民に馴染みの風景となっている。
食べ方
豚ひき肉に醤油やオイスターソース、タマネギなどを混ぜてタネを作り、皮で包んで蒸す。グリーンピースは一般的に上に乗せるが、崎陽軒では具材に練り込む。スーパー・コンビニ・駅売店で通年入手でき、惣菜や中華料理店の一品として食べられるほか、横浜中華街や観光コーナーでは土産としても購入できる。
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産地
神奈川県の名物

茹で落花生
日本初の落花生栽培地・神奈川が誇る「うでピー」。出荷できない未熟豆を農家のおやつとしたのが始まりで、今や冷凍商品として年間を通じ楽しめる名物になった。

生しらす丼
水揚げ当日しか味わえない幻の一品。湘南・茅ヶ崎・鎌倉・江の島で獲れた生しらすを酢飯に豪快に盛り付け、醤油をたらして食す海の幸丼である。

へらへら団子
「箆に似ている」「平たく押しつぶした形」など諸説ある名前の由来が興味深い、横須賀市佐島のあんころもち。江戸時代から続く船祭りで豊漁と無病息災を願い奉納されてきた。

田にしの味噌煮
春の飯山観音花祭りで「タニシ町」と呼ばれるほどの賑わいを見せた、甘辛味噌に煮込んだ田にしの郷土料理。かつては農家の日常食として親しまれた。

奈良茶飯
東海道の宿場・川崎で旅人を魅了した「ファーストフード」。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に登場し、大名も立ち寄る人気店となった万年屋の名物料理が、現代に復活した。

大山の豆腐料理
江戸時代、ひと夏に20万人が訪れた大山詣りで参拝客がすすり歩いた名物豆腐。丹沢の清水と奉納された大豆で作る、水分多めのやわらかな味わいが特徴である。