
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
のらぼう菜のおひたしは、塩を加えた熱湯でゆでたのらぼう菜を冷水に取り、水気を絞って醤油や出汁醤油で味付けするシンプルな副菜である。特有の苦みやえぐみが少なく、ほのかな甘みとやわらかな食感、花茎(トウ)を食べるのが特徴。主な伝承地域は神奈川県川崎市多摩区菅地区で、約800年前から栽培されてきた伝統野菜であり、油をとるための栽培から農家の自家用野菜として受け継がれてきた。収穫期である2月下旬から4月下旬の春に、一般家庭の日常食として親しまれてきた。髙橋孝次氏が平成12年頃に確立した深摘心法により収穫回数が増え、地元農家や商工会の商品開発も相まって一般認知が進み、現在では市中の飲食店でも多彩なメニューが提供されている。
由来・歴史
のらぼう菜は川崎市多摩区菅地区で約800年前から栽培されてきた伝統野菜で、もとは油をとるための作物であった。農家が自家用として自家採種を続けてきたが、生命力が強く江戸時代の大飢饉の際に多くの人の命を救ったと伝わる。平成12年頃、地元農家の髙橋孝次氏が主茎を地表から約10センチで深摘心する手法を生み出し、わき芽を4、5回収穫できるようになった。同時期に農家や商工会がカステラや豆腐などの商品を開発し、農家の自家用であったのらぼう菜が一般に認知されるようになった。
食べ方
水洗いしたのらぼう菜を塩を加えた熱湯でゆで、冷水に取って水気を絞り、5センチ程度に切りそろえて醤油や出汁醤油をかけて食べる。収穫期である2月下旬から4月下旬の春に、一般家庭の日常食として親しまれている。傷みやすく市場にはあまり出回らないため、農家の軒先や大型農産物直売所で入手するのが一般的である。
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産地
神奈川県の名物

サンマーメン
「生馬麺」と書く由来は「新鮮でシャキシャキした素材を上に乗せた麵」の意。横浜中華街の高価な肉そばに代わる庶民のまかないとして生まれた、野菜あんかけラーメンである。

牛鍋
1862年に横浜「伊勢熊」で誕生した、すき焼きとは異なる「煮る」牛鍋。開港直後の外国人居留地で生まれた和洋折衷の味は、妻の猛反対を押し切って始まったという。

石垣団子
サイコロ状のさつまいもが石垣に見えることから名付けられた相模原の郷土菓子。火山灰台地で育った地粉とさつまいもの素朴な甘みが、農作業の合間に親しまれた「おこじゅう」として受け継がれている。

割り干し大根のはりはり漬け
「パリパリ」と歯ごたえを楽しむ三浦の味。日本一大根の産地・三浦市で、古くから親しまれてきた冬の定番漬物である。

マグロのかぶと焼き
巨大なマグロの頭が丸ごとテーブルに上がる豪快な料理。元は三崎の漁師たちが船の煙突で蒸し焼きにした始まりで、今では希少部位を味わえる観光名物となっている。

かんこ焼き
雅楽の太鼓「鞨鼓」に似た形が名前の由来。江戸時代から続く相模原・津久井の山間の知恵が詰まった、灰で蒸し焼きにした素朴なおやき。