
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
みそポテトは、小ぶりなジャガイモをゆでて衣をつけ揚げ、甘辛い味噌だれを絡めた料理である。平地の少ない埼玉県秩父地方は古くから畑作が盛んで、ジャガイモは主要な収穫物の一つであった。農作業の合間に小腹を満たす「小昼飯」として農家に根付き、現在は給食や家庭料理、おやつやおつまみ、おかずなど多様な場面で食されている。味噌だれに柚子や青のりを加えるなど、家庭ごとのアレンジも加わりながら、秩父の食文化を現代に伝えている。
由来・歴史
秩父地方に古くから伝わる郷土料理で、収穫した小ぶりなジャガイモをいろりで焼き味噌をぬって食べたのが始まりとされる。平成21年(2009年)の「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦inちちぶ」で優勝したことで知名度が急上昇し、現在は秩父を代表する名物となった。
食べ方
味噌に砂糖や酒などを加えた味噌だれを用意し、皮をむいて一口サイズに切ったジャガイモをゆでてから小麦粉の衣をつけ、油でからりと揚げる。熱々のうちに味噌だれをかけて食べる。柚子のみじん切りや青のりを加えたアレンジもある。秩父地方では農作業の合間の「小昼飯」として食べられ、現在は日常のおやつや食事として親しまれている。
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産地
埼玉県の名物

甘露梅
関東三大梅林の一つ・越生梅林の「べに梅」を使い、青梅を赤ジソで包んで砂糖漬けにする甘露梅。南北朝時代に太宰府から伝わった梅の里の伝統菓子である。

栗の渋皮煮
砂糖をふんだんに使う贅沢な味わいが特徴。かつてはお祭りやお祝い事にしか食べられなかった、日高市の栗文化が詰まった保存食である。

つみっこ
「つみとる」という本庄地方の方言が名前の由来。小麦粉の生地を手でちぎって鍋に入れる手軽さから、養蚕や機織りの合間に重宝された埼玉の郷土料理。

ねじ/小豆ぼうとう
秩父の「ねじ」は、螺旋状にねじった短いうどんに小豆あんを絡めた名物。貧しかった時代に餅の代わりとして生まれたという説があり、8月16日の送り盆に食べられる。

埼玉のうどん
全国2位の生産量を誇る「うどん王国」埼玉。かつてはどの地域でも単に「うどん」と呼ばれていたが、北東部の喉ごしの良い麺、西部の茶色がかったつけ汁麺、中央部の幅広麺など、20種類以上のバリエーションが存在する。

こんにゃくのみそおでん
生のこんにゃく芋を手作りした三角形のこんにゃくに、ごまやゆずを混ぜたみそだれを付けて食べる秩父・寄居の名物。熱々の串揚げスタイルで、子どものおやつから観光客の味わいまで幅広く親しまれる。