
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
壬生菜は丸いスプーン状の葉にぴりっとした辛みと苦味を持つ京の伝統野菜であり、ゆでて刻んだものをすりごま・練り辛子・昆布出汁と和える。発祥の地である京都市壬生地区を中心に府内全域で栽培され、特に南丹市日吉町が主産地である。12月から3月にかけて大株が出回り、千枚漬けのそえ物として重宝されるが、近年は小株での周年栽培が定着し年中入手可能となった。食感や口あたりは壬生菜の長さや調味料の配合で変化するため、各家庭で独自のレシピが受け継がれ、現代では京野菜のブランド商品として定番の家庭料理として親しまれている。
由来・歴史
壬生菜は1800年代にみず菜の一変種が自然交雑して生まれたと伝われる京の伝統野菜である。文化元年(1804年)の資料に「壬生に産する壬生菜」の記載があり、京都市壬生地区を発祥とする。葉のふちに切れ込みがなく丸い形状のみず菜とは異なり、ぴりっとした辛みと苦味が特徴。京都府は明治以前に導入された府内産野菜を「京の伝統野菜」としてブランディングしており、壬生菜もその一つに認定されている。
食べ方
ゆでた壬生菜を1cm程度に刻み、すりごま・練り辛子・昆布出汁などで和えて食べる。壬生菜の長さによって食感が変わり、調味料の配合も家庭ごとに異なるため、各々のレシピが受け継がれている。12月ごろから市場に出回り1月にピークを迎えるが、周年栽培の定着により年中楽しめる定番料理となっている。
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ふるさと納税で取り寄せる
産地
京都府の名物
ふるさと納税水無月
氷の形を模した三角形の和菓子で、6月30日の「夏越しの祓」で無病息災を願って食べられる。小豆の赤は邪気払いの意味を込め、京都の伝統行事食として今も親しまれている。

納豆餅
顔と同じ大きさの巨大な餅に納豆を練り込む京北の正月名物。戊辰戦争の山国隊が出征の際に携行した携行食がルーツとされ、正月三が日かけて食べる風習が残る。

肉豆腐
771年に伏見稲荷神社建立の際、秦伊呂具が浪速から取り寄せたねぎが「九条ねぎ」の発祥とされる。霜にあたると甘みが増すこの葉ねぎを、牛肉と豆腐のすき焼き風鍋に入れた冬の定番料理である。

松茸ごはん
収穫直後の車内が濃厚な香りで満ちる「丹波マツタケ」は、香りの強い「開き」を使って炊き込むのが京都流。戦前年間1200トンあった生産量が現在は数トンに激減し、希少性から高級食材として珍重されるようになった。

万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん
唐辛子の名に反して辛くない「万願寺とうがらし」は、大正末期に京都府舞鶴市万願寺地区で自然交雑して誕生した京のブランド野菜。じゃこと炊いた夏のおばんざいは、子どもも安心して食べられる家庭的な味わいである。

黒豆煮
「黒く日焼けするほどマメに働けるように」という願いが込められた、丹波の黒大豆を使ったおせちの定番。大粒で艶やかな黒光りが特徴で、生産者の間では「苦労豆」とも呼ばれる貴重な食材である。