
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
まなめはりは、塩漬けした下北春まなの葉でごはんを包んだ郷土料理である。葉を軽くしぼり手の平に広げ、醤油で和えた茎のみじん切りをごはんで包み、最後に葉で包むという手軽な調理法が特徴である。主な伝承地域は奈良県下北山村で、大和の伝統野菜に認定された下北春まなはこの村でのみ栽培されており、厳寒期の2か月間しか収穫できない「幻の野菜」として知られる。山仕事のお弁当として古くから食べられてきた。高菜を使った十津川地域のめはりずしと作り方は同じだが、春まなの辛味がなくやや小ぶりな点が異なり、各家庭の菜園でつくられる伝統的な味として現代も継承されている。
由来・歴史
「まなめはり」は塩漬けした下北春まなを使っためはりずしの名称である。下北春まなは寒さの厳しい環境で育つため葉が肉厚で甘みが強く、大和の伝統野菜に認定されている。収穫期間が2か月と短いことから「幻の野菜」と呼ばれ、昔から各家庭の菜園で栽培・塩漬けされて食べられてきた。高菜を使った十津川地域のめはりずしと作り方は共通するが、下北春まなを使ったものは下北山村地域に限定される郷土料理である。
食べ方
水洗いした春まな漬を固くしぼり、茎のみじん切りを醤油で和える。葉を軽くしぼって手の平に広げ、ごはんをのせて茎を包み、最後に葉でごはん全体を包む。手軽で簡単に作れるため、山仕事のお弁当として古くから親しまれてきた。
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産地
奈良県の名物

生節とねぎの煮もの
室町時代、翁の面と共に空から降ってきた伝説の「結崎ネブカ」を使う、奈良の奥深き家庭料理。海なき奈良が育んだ生節の旨味と、甘み豊かなねぎの絶妙な組み合わせである。

七色お和え
真言宗の盆供えに欠かせない「七色お和え」。食糧難の時代に7種の野菜を使うことは贅沢の極みであり、精霊への感謝と豊穣を願う心意気が込められている。

奈良茶飯
東大寺「お水取り」の練行衆に捧げられた神聖な食事が、江戸時代に浅草で大ブームを巻き起こした。旅人が持ち帰った奈良発祥の茶飯は、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」でも名を馳せた。

葛餅
「葛」の名は奈良・吉野の山の民「国栖人」が由来。真冬の地下水で精製した吉野本葛の透明な弾力と、ほんのり温かい中身のもちもち食感が魅力の和菓子である。

かしわのすき焼き
天満宮の秋祭りで牛に代わり鶏を使う風習が生んだ、関西独自の「かしわすき」。生卵にくぐらせた柔らかな鶏肉は、祝いの席にふさわしい華やかさを持つ。
ふるさと納税柿の葉寿司
渋柿の葉に包まれたサバの押し寿司は、一晩置くことで葉の香りと魚の旨みが酢飯に移り、防腐効果も相まって長期保存が可能な知恵の結晶である。紀州の漁師が峠を越えて運んだ夏サバが、奈良の夏祭りを彩る名物へと変貌した。