
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
ゆずかんは、徳島県那賀郡那賀町の特産「木頭ゆず」を主材としたゼリー菓子である。大玉で色艶の良い高品質な木頭ゆずの皮、実、果汁を余さず使用し、さっぱりとした風味が特徴。那賀町は山間部に位置し、寒暖差の大きい気候がゆず栽培に適した土地柄であり、国の地理的表示保護制度にも登録された名産地である。日常のおやつやデザートとして家庭で気軽に作られており、特に近年は手作りスイーツとして作られる機会が増えている。ゆずを半分に切って中身をくり抜きカップ状にするなど、見た目の華やかさを重視したアレンジも広まっており、各家庭で創意工夫が加えられている。
由来・歴史
那賀町で盛んに生産される「木頭ゆず」は、大玉で色合いが美しく高品質なゆずとして知られ、国の地理的表示保護制度にも登録されている。従来は「ゆべし」や「ゆず酢」などの加工品が主流だったが、近年はおやつとして親しまれる「ゆずかん」が新たな商品として開発され、ゆずゼリーの別名でも呼ばれるようになった。
食べ方
ゆずの皮や実、果汁を存分に味わうため、スライスした果肉を入れるほか、搾った果汁をゼリー液に混ぜて使用する。半分に切ったゆずの中身をくり抜いてカップにすれば、より華やかに仕上がる。日常のおやつやデザートとして、家庭で気軽に作られ食べられている。
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産地
徳島県の名物

伊勢エビの味噌汁
出荷できなくなった「あがり」と呼ばれる伊勢エビを惜しみなく使う、徳島の漁師家庭に伝わる贅沢な味噌汁。高級食材を豪快にぶつ切りにして、身とだしを余すところなく味わう。

ボウゼの姿寿司
秋祭りの行事食として、魚の形をそのまま残す「姿寿司」は徳島ならではの見事な技。かつて高級魚とされたボウゼを使い、背開きにした身ですし飯を包む。

いももち
鳴門市に19世紀後半にさつまいもが伝わった頃から親しまれる餅菓子。砂糖が高級品だった時代、甘くて腹持ちの良いさつまいもが庶民の貴重な甘味として重宝された。

でんぶ
「まめに働いて暮らせるように」という願いを込めて正月に食べられる金時豆の煮物。高価な食材を使わない貧しさを越えた祝いの知恵が詰まっている。

茶ごめ
武家屋敷の食事から農家の労働食へと姿を変えた茶色い甘いごはん。ざらめ糖の甘味が農作業で疲れた体を癒やした。

おみいさん
「おみいさん」は、みそを「みい」と呼んだ時代の敬称が名前の由来。米が貴重だった徳島で、小米や冷や飯を使い野菜をたっぷり加えた腹持ちの良いみそ雑炊として親しまれてきた。