
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
かつめしは、薄めに盛ったご飯の上に平たくたたいて揚げたビーフカツをのせ、デミグラスソースをかけた洋食である。脇にはゆでキャベツが添えられ、見た目も食欲をそそる一皿となる。兵庫県加古川市を中心とした地域の郷土料理であり、戦後の食文化の変遷を体現する料理として親しまれている。平常時の食事として季節を問わず食べられ、家庭でも気軽に作られる。近年はとんかつやチキンカツ、エビカツを使ったものや、デミグラスソース以外のソースを使った新たなバリエーションも登場し、店ごとに異なる味を楽しむこともできる。
由来・歴史
かつめしは戦後間もなく、まだビーフカツが珍しかった頃に加古川の街の食堂で誕生した。「ナイフとフォークがなくても箸で気軽に食べることができる洋食」として考案され、他の食堂でもたれの甘辛さなど工夫を加えながら提供されるようになり、加古川市内に広まっていった。
食べ方
洋食皿に薄めに盛ったご飯の上に、平らにたたいて揚げたビーフカツをのせ、デミグラスソースをかけて食べる。ビーフカツのほか、とんかつやチキンカツをのせることもある。平常時の食事として季節にかかわらず、家庭で作って食べられる。
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産地
兵庫県の名物

ちょぼ汁
子どもの健やかな成長を願い、産後の母へ贈られる淡路島の伝統料理。女の子にはへこませた団子、男の子にはとがらせた団子を入れる命名の工夫も独特である。

姫路おでん
生姜醤油をかけて食べるのが特徴の姫路おでん。2006年に有志が命名し、ご当地グルメとして観光客を魅了する。辛子ではなく生姜醤油を使うのは、姫路が生姜と醤油の生産地だったことに由来する。

丹波黒豆ごはん
田植えの祈願行事「さびらき」で田の神に捧げられた、丹波篠山の黒大豆を使ったごはん。大粒で甘みのある黒豆は、あぜ道で栽培されたものや出荷落ちを活用して、子どものおやつやごちそうとして親しまれた。

やたら漬け
「やたら野菜を使って、やたらおいしい」が名の由来。半年かけて漬ける兵庫・宍粟の冬の保存食で、季節ごとに収穫した野菜を漬け物桶に次々と加えていく独特の製法が特徴。

ぼたん鍋
丹波篠山の冬の名物「ぼたん鍋」は、陸軍駐屯地時代のイノシシ汁が起源。牡丹の花びらを模した華やかな盛り付けで、昭和に名前が定着した郷土料理である。

いびつもち
葉の形が「いびつ」だから名付けられた、兵庫の端午の節句菓子。柏の代わりにサルトリイバラの葉を使い、淡路では「いびつもち」、北播磨では「ひょっとで」など地域で呼び名が異なる。