
写真出典:農林水産省「うちの郷土料理」
紹介
がっちょはネズミゴチ・ハタタテヌメリなど体長10〜20cmの数種類の魚を総称したもので、頭を落としはらわたを除き尾を残した「松葉おろし」にして片栗粉をまぶし揚げる。大阪湾でよく獲れるこの魚は、泉州地域の海産物直売所で春から夏の旬に入手でき、家庭料理の一品として親しまれる。昔からおやつとして食べられてきたほか、香ばしい食感が酒肴にも適し居酒屋の定番メニューともなっている。骨まで丸ごと食べられるためカルシウムが豊富で、子どものおやつや現代の健康志向にも合う郷土料理である。
由来・歴史
がっちょとはエサにがつがつと食らいつくことから泉州地域で呼ばれるようになった名称で、ネズミゴチやハタタテヌメリなど数種類の魚を含む。大阪湾で古くから獲れる身近な魚であり、唐揚げは昔からおやつとして親しまれてきた。現在は泉州地域の特産品として確立し、地元の食文化を代表する存在となっている。
食べ方
松葉おろしにしたがっちょに塩で下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げる。骨まで丸ごとカリカリと食べられ、カルシウムが豊富なため子どものおやつとしても適している。旬は春から夏で、この時季に海産物直売所で購入し家庭で調理するほか、居酒屋などの飲食店でも定番メニューとして楽しまれる。
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産地
大阪府の名物

小田巻き蒸し
うどんが入った大阪発祥の茶碗蒸し。紡いだ麻糸「苧環」に似た麺の姿が名前の由来で、当て字の「小田巻き」で親しまれる。

どて焼き
鍋のふちに味噌を土手のように盛ることから名付けられた、牛すじの甘辛煮込み料理。安価で酒に合う味わいは、大阪・新世界の下町グルメとして長く親しまれている。

ハモ鍋
骨切りした淡白なハモに、甘み豊かな泉州玉ねぎが絶妙に合う大阪湾の郷土鍋。玉ねぎ栽培発祥の地ならではの組み合わせが、家庭の味として親しまれてきた。

お好み焼き
千利休の茶菓子「フノヤキ」がルーツという意外な歴史を持つ。キャベツと生地を混ぜて鉄板で焼く「混ぜ焼き」スタイルが、なにわの粉食文化を代表する名物として全国に広まった。

じゃこごうこ
泉州の方言「じゃこ(海老)」と「こうこ(漬物)」が名の由来。水なすの古漬けと小海老を甘辛く炊き、ご飯や酒のお供に親しまれてきた大阪南部の常備菜である。

蓮根餅
穴の開いた蓮根に紅白のもち米を詰めて蒸す縁起物。将来が見通せるという縁起の良さから、門真のお祝いの席に欠かせない一品として伝わってきた。